【成長】自閉症の6歳の少年が、明るく社交的に その秘密は‥‥?

米国アリゾナ州に住むダイアナさんは、次男が6歳の時に自閉症の診断が下され、動揺していた時期もありました。しかしその2年後には、次男は社交的で明るい少年に成長しました。そしてその秘密は法輪大法の座禅であったと母親が語ってくれました。

夫はレストラン経営、ダイアナさん自身は約14000平方メートルの果樹園を切り盛りしながら、3人の子育てに奮闘してきました。

中でも、3人の子どもたちのうち、次男のブレイディー君は成長過程になにかと問題があったそうです。

「長男次男を育て、この子がちょっと違っていることには気付いていました。あまり幸せそうではなく、生活全般においてなにかと大変そうだったのです。しかし『みんなそれぞれ違う、この子もそのうち成長する、ちょっと変わったところがあるだけ』と思い込もうとしていました」

しかし、ブレイディ君が6歳の時に自閉症の診断が下され、ショックは大きく、それを受け止めなければならないことに動揺し、悲嘆した時期もあったそうです。

そんな時、ダイアナさんは法輪大法の座禅に出会いました。

「私自身にしっかりした土台が必要だったのです。そんな時に法輪大法を知りました。法輪大法では座禅と気功を行い、真・善・忍を学び心を向上させ、自分より相手のことを思いやることを教えてくれます。私はその教えが素晴らしいと思いました」

いずれは3人の子どもたち皆と一緒に座禅をやりたいと思っていましたが、次男のブレイディ君はなかなか乗り気にはならないだろうと思っていました。

「座禅や気功は飽きてしまうだろうし、『自分より相手のことを思いやる』ことはハードルが高すぎると思っていたのです。」

そこでまず3人兄妹の一番下、6歳の長女を誘って自宅で一緒に座禅をはじめました。すると思いのほかブレイディ君も興味を持ち始め、一緒に行うようになったのです。

さらに、ブレイディ君は法輪大法の真髄である道徳心を教える「転法輪」を読み始めたそうです。

「テーブルに置いてあった本をさっと手に取り、読み始めたのです。それからはよく床に座って読んでいました。本当に驚きました。

この子の子育てに奮闘しながらも、この子の性格、できることできないことなど知っているつもりでした。でもそうでなかったのです。ブレイディが奥深くに持っていた心と可能性に気付くことができました」

気功と座禅を行い、転法輪を読んで数か月後には、変化が出てきたそうです。

以前は、ブレイディ君と外出する時は、いつどこで何に反応して騒いだり泣き出すかと、いつも気が気ではなかったそうです。また自閉症の症状のため、学校生活全般においても、学習においても支障をきたしていました。

座禅を始めて数カ月後には、授業に集中したり、先生や友達とアイコンタクトをとったり、社交的にもなりました。また人を思いやる気持ちも持つようになったそうです。

「一番嬉しい変化は、あの子はあの子のままでいながらも、幸せそうになったことです。あの子の中の何かが解き放たれ、心が満たされているようです。

ブレイディの生まれ持った美しい心と優しい性格が、他人の目にもそう映るようになりました。今でも人より動物が好きなことには変わりませんが、とても社交的になりました。

もう彼の特性をいちいち人に説明する必要性を感じなくなりました。逆に、彼に世界のことをもっと知ってもらおうと説明しているくらいです」

法輪大法のおかげでブレイディ君は心の満たされた少年に成長し、家族はその変化を喜んでいます。

ブレイディ君は今12歳、他のセラピーを受けたりや薬を処方されることもなく、周りの子どもたち同様、学校生活を楽しんでいます。

ブレイディ君は法輪大法が大好きだそうです。

「言葉では言い表しませんが、座禅や気功の静けさが好きで、心地よいみたいです。私たちは今も一緒に座禅や気功を行っています」

ブレイディ君が素晴らしく成長したのを目の当たりにし、先生方も座禅を続けるよう励ましてくれるそうです。

ブレイディ君の変化をご覧になれば、法輪大法の秘めた力を感じずにはいられないことでしょう。ダイアナさんは多くの人に伝えたい、そして勧めたいそうです。

「親だけでなく、子どもだけでなく、親子一緒にやるのが一番だと思います」

Photo Credit: Facebook | NYCC Falun Dafa.

 
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