先日、アメリカの税関で大量の中国製偽ブランド靴が押収されました。本物の場合、販売価格は170万ドルに上るそうです。
アメリカ合衆国税関・国境警備局CBPによると、ニューヨークのニューアーク税関で9月末、中国広東省東莞(とうかん)市から送られたナイキのスニーカー、9024足を押収しました。
専門家の鑑定によると、これらのスニーカーは全て偽物で、本物の場合、販売価格は170万ドル、日本円にしておよそ1億9100万円に上るそうです。
当局によると、これらのスニーカーの送り先はカリフォルニア州とのことです。
CBPは、偽物商品を製造することは、合法的にビジネスを行う業界の利益とアメリカの就業機会を奪う行為であり、アメリカの消費者に安全と健康上のリスクをもたらすため、引き続き厳しく取り締まると示しました。
アメリカの国土安全保障省は2017年、知的財産権侵害の疑いで457人を逮捕。うち、242人が有罪判決を受けました。