東京地裁、ゴーン容疑者らの勾留延長を認めず 保釈の可能性

[東京 20日 ロイター] – 東京地裁は20日、日産自動車<7201.T>の前会長、カルロス・ゴーン容疑者と元代表取締役、グレッグ・ケリー容疑者について、21日以降の勾留延長を認めない決定を行った。

NHKは、両容疑者が20日か21日にも保釈される可能性があると伝えた。

日産の広報担当者はコメントを控えた。

両容疑者は11月19日、金融商品取引法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕され、今月10日に同法違反の罪で起訴された。

また、東京地検特捜部は今月10日、同法違反の容疑で両容疑者を再逮捕。きょう20日が勾留期限だった。

東京地検は両容疑者について、日産自動車<7201.T>の有価証券報告書にゴーン容疑者の報酬を約50億円少なく記載した罪で起訴。別の期間に約40億円の報酬を記載していなかったとして再逮捕していた。

 
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