ロイターの報道によると、アップルの主要サプライヤーである台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループ（鴻海科技集団）が、早ければ来年からインドでiPhone Xなど、最上位機種の製造を開始する見通しです。
フォックスコンは現在インド南部の工場でXiaomi（シャオミ）のスマートフォンを製造していますが、インドでのiPhoneの組み立ては初めてです。250億ルピー、日本円でおよそ395億円を投じて、工場の拡張を計画しているそうです。この投資により、最大２万5000人の雇用が創出される可能性があるといいます。
アップルはこれまでにインドで、台湾のウィストロン（緯創資通）を通じて、iPhone SEやiPhone 6sなど、相対的に価格の安い機種を生産していました。また、インドにおけるiPhoneの売れ筋も低価格モデルが中心となっています。
