アメリカのカリフォルニア大学デービス校が近日、一部の学生宛てに中国旅行を警告する知らせを出し、中国ではワッツアップメッセンジャーやウィチャットを使わないように提案しています。また、中国の恣意的な逮捕を防ぐために、SNSではいかなる政治的発言もしないようにと、アドバイスしています。このことはネットユーザーの間で議論を巻き起こしました。
サウスチャイナ・モーニングポストがこのお知らせメールのスクリーンショットを公開しました。メールはカリフォルニア大学デービス校が1月7日に送信したもので、計算機工学の学生宛に送られています。
メールでは7つのことについて提案しています。たとえば、中国ではいかなる書類にも署名しない、パスポートを渡さない、警察に捕まったらすぐアメリカ大使館に電話で連絡するなどが含まれています。
また、ワッツアップメッセンジャーやウィチャットを使わないよう提案し、SNSでは自分に不利ないかなる政治的発言もしない、許可をもらっていない状況下では政府施設の写真を撮らないようにと、特別に強調しています。さらには、中国では警察に捕まったら、電話をかける権利を与えてもらえないため、中国に到着直後や離れる前には必ず第三者に知らせておくことを絶対忘れないようにと、忠告しています。このメールによって、熱い議論が湧き上がりました。
「中国は自分のイメージを北朝鮮レベルまで下落させている」
「この7項目だけでは甘すぎる。中国が誰かを捕まえようと思えば、理由はいくらでもある。このことにおいては、北朝鮮とロシアは中国の教え子レベルに過ぎない」
「共産匪賊が誰かを捕まえようとしたら、防ぎようがない。中国に関してはアドバイスは一つだけだ。それは中国に行かないこと」