台湾に再度、豚の死骸が漂着しました。17日、連江県の無人島で、対岸の福建省から流れ着いたと思われる豚の死骸が発見されました。19日、台湾のアフリカ豚コレラ中央対策センターは、豚の死骸からアフリカ豚コレラのウイルスが検出されたと発表しました。
連江県政府によると、17日、海に浮かんでいる豚の死骸を発見し、通報。検査用のサンプル採取後、焼却・埋葬しました。
死骸が発見された島は無人島で、島内に養豚場はないとのことです。また、福建省の閩江(びんこう)の海に注ぐ河口に近いことと、上流に位置する福建省南平市(なんへいし)でもアフリカ豚コレラの感染が確認されていることから、死骸は中国から漂着したものとの見方をしています。
昨年12月31日、中国に近い離島・金門で1頭目の豚の死骸が発見されてから、2頭目の漂着になります。
台湾本島でのアフリカ豚コレラの感染例は確認されていないとのことです。