[1日 ロイター] – アルペンスキー女子でワールドカップ(W杯)通算82勝の実績を持つリンゼイ・ボン(34、米国)は1日、ことしの世界選手権(スウェーデン・オーレで5日開幕)を最後に現役を引退すると発表した。
ボンはインスタグラムを通じ、「これ以上レースを続けられないことを受け入れた。世界選手権では滑降とスーパー大回転に出場し、キャリア最後のレースになる」と述べた。
2010年バンクーバー冬季五輪で米国女子として初の滑降金メダルを獲得したが、膝の故障に悩まされ続け、先月オーストリアでのインタビューではすぐに競技を辞めるかもしれないと示唆していた。
バンクーバー五輪ではスーパー大回転の銅メダルも獲得、18年平昌五輪では滑降で銅メダルだった。