[東京 22日 ロイター] – 日銀の黒田東彦総裁は22日昼、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、日本や世界経済の動向について話したと、会談後記者団に明らかにした。
黒田総裁が官邸で首相と会談するのは昨年6月以来。総裁は今回の会談は「年1、2回の定例的なもの」と説明し、金融政策や22日公表された消費者物価指数などについては議論していないとした。
その上で世界経済については、「国際通貨基金(IMF)も、今年・来年は3%台の経済成長とのメインシナリオを変えていないが、保護主義など色々なリスクが高まっていることは認めており、その通りと思う」と指摘した。
(竹本能文、山口貴也)