バレエというと、スタイル抜群のダンサーがまず思い浮かびますが、本日は１００キロの巨体で高難度のバレエの技をいとも簡単にこなす、ある男性をご紹介します。
バレエではお馴染みのフェッテやマネージュなど、24歳のエリック・キャバノー（Erik Cavanaugh）さんは100キロの巨体で優雅にこなします。
バレエを習い始めたのは16歳の時。周りからは笑い者にされ、やめるよう勧告する人もいました。
バレエダンサー エリック・キャバノーさん
「いろんな困難にぶつかりました。体型のことについてでした。私はダンサーの体型ではないので、レッスンの先生や他のダンサーたちは私にチャンスをくれませんでした。私の体型では不可能だと判断したからです」
のちに先生の後押しもあり、キャバノーさんは大学に進み、ダンスを専攻。今は有名オーディション番組に招待されるまでになりました。
バレエダンサー エリック・キャバノーさん
「大学卒業後、『アメリカズ・ゴット・タレント』から出演オファーがありました。私もオファーを受け入れました。2年前の私のダンス動画がネット上で話題となり、再生回数が9千万回を超えました。ミュージックビデオ2本に出演し、世界各を訪れ、新しい人と出会い、自分を推し続けています」
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のキャバノーさんは、今年1月にニューヨークに移り住み、アーティストとしての可能性にかけています。
バレエダンサー エリック・キャバノーさん
「ニューヨークでできる限りのことをするつもりです。舞台、ミュージカル、ミュージックビデオ、CMなど、色々な分野にチャレンジしたいです」
夢のために努力するのは素晴らしいことだと、キャバノーさんは言います。
バレエダンサー エリック・キャバノーさん
「すぐに諦める人は、枠から抜け出すことができません。諦めずに続けることが大事です。ダメ出しされても、自分ができることを、あるいはそれ以上のものを見せることです」
