米首都ワシントンD.C.に今年も花見の季節がやってきました。週末、もうすぐ満開を迎える桜を鑑賞するために、大勢の観光客が訪れました。
桜の名所として知られるワシントンD.C.のタイダルベイスンでは、見渡す限りピンクと白の桜が咲き誇っています。
週末、もうすぐ満開を迎える桜を鑑賞するために、多くの観光客が訪れました。桜の木の下で、各地から訪れた観光客らが美しい桜の花を写真に納めています。
バージニア州観光客 Frank Paneさん
「桜の花がとても好きなんだ。以前にも家族全員で見に来たことがある。何度見ても飽きない」
桜は日本のシンボルです。1912年、東京からワシントンD.C.に3,000本もの桜の苗木が贈られました。これにより、ワシントンでも桜の花見ができるようになりました。しかし桜の木を育てることは簡単ではなく、贈られた3,000本のうち、今ではわずか100本ほどしか残っていません。
花見に訪れた日系アメリカ人の観光客は、日本以外でも桜の花が見られて、感無量のようです。
日系米国人観光客 Bobby Onzuka Andersonさん
「花見シーズンに日本に行ったことがあるが、日本人が桜の木の下で祝っていた。ワシントンD.C.で桜を見るのは特別な気がする」
ワシントンで行われる「全米桜祭り」には、毎年150万人を超える観光客が訪れ、期間中50を超える様々なイベントが行われます。