メキシコのシナロア州(Sinaloa)にあるグアサべ・モンテッソーリ小学校(Guasave Montessori)のミリアム・ナバ・セルバンテス(Miriam Nava Cervantes)校長先生は、子供たちのために良い教育方法と教育理念をずっと探っていました。
そんなある日 、偶然にセルバンテス校長は古代から伝わる東洋の修煉法・法輪大法に出会いました。法輪大法は法輪功とも呼ばれ、「真・善・忍」に従い 心を常に穏やかに保ち、道徳を向上させ、良い人間になり、さらにそれからより高いレベルに達するまでのことを教えています。
セルバンテス校長先生はその内容に感銘を受けて、法輪大法の修煉内容を学校の「平和の授業」で学ぶことに決めました。
身体と心を正しく律する授業内容は子供たちにとても良い影響を与えました。子供たちは毎週の金曜日を楽しみにしています。
法輪功のボランティアたちが学校の「平和の授業」に現れると、子供たちが「法輪大法が来た!法輪大法が来た!」と大喜びです。
彼らは子供たちにいつも分かりやすい教材や道具を用意します。
テーマ「失と得」について
彼らが説明する時に白と黒の紙を用意しました。白い紙が「徳」という物質、そして黒い紙が「業」という物質。失と得の関係を白と黒の紙を例にして説明しました。
また、次のことも教えました。人間が良いことをする。例えば 誰かのため何かを手伝ってあげたような時には、「徳」を積むことになり 福分が増え良い報いが得られます。反対に 、他の人に対して悪いことをする、例えば人を罵ったりすると、自分の「徳」を失ってしまい、その代わりに「業力」が増えてしまいます。そうすると福分が減り、なにか厄介なことが増えます。
面白いことに、このことを学んでから授業で何かを演じる時に、誰も人を罵ることをしなくなりました。なぜなら、みんな自分の貴重な「徳」を失いたくなくなったからです。
子供たちはまたある実験を通じて、頭の中の考えがピュアでなければならないことの重要さを学びました。
この実験は瓶の中にたくさんの石を入れて、それぞれの石にいろいろのよくない心の名前、例えば嫉妬心、顕示心、闘争心などを書き留めました。瓶の蓋を閉めて 水がいっぱい入ったバケツに入れると、瓶がすぐに沈んでしまいました。
このことは、私たちの中によくない心や考えを持っていると、生命のレベルも落ちてしまうことを意味しています。瓶の中の石を一つ出して、また瓶をバケツに投げ入れると、今度は出した分 瓶が少し浮き上がってきます。そして全ての石を瓶から取り出すと、瓶が完全に浮き上がってきました。
人間も同じです。体の中によくない物質を全部捨てることによって、実験した瓶と同じように完全に浮き上がって来られます。
セルバンテス校長先生は言います。「実験を通して、子供たちは他の人に対してより思いやりの気持ちを持つようになり、いつも穏やかな方法で問題を解決をするようになりました」「法輪大法の授業が子供たちの大好きな授業です。本当にありがとうございます。法輪大法は社会にとってとても有益です」「今は子供たちの心に良い種を撒いているところです。数年後にこれらの種が実って綺麗な花を咲かすことでしょう」
法輪大法の詳細は下記のサイトをご覧ください。
http://ja.falundafa.org/