31年間続いた平成から、本日5月1日より「令和」と元号が変わった。年配の方だけでなく平成生まれの人には初めての改元となり、新元号名はどうなるのかと日に日に関心が高まっていった。4月1日に菅官房長官より新元号は令和と発表され、元号典拠が『万葉集』の梅花の歌、三十二首の序文にある『時に初春の令月にして気淑く 風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす』と報道されると、さっそく書店に本の注文が殺到し、売り切れ店が続出。出版社が大急ぎで増刷するという一幕も。いろんなイベントも企画され、令和関連グッズも多種販売されている。それだけ幅広い層が好感を持って受け入れているということだろう。
現在は元号を使用していない中国や韓国でもニュースになり関心の高さがうかがえる。
特に元号発祥の地である中国では、中国後漢の文人・張衡の『帰田賦』の中にある「於是仲春令月 時和気清」が典拠ではないかとの指摘がネット上で出ているそうだ。
ところで、昭和・平成・令和の表記では西暦との比較がしにくくなる。そこで小耳にはさんだ情報を。令和は018（れいわ）で換算するそうだ。東京オリンピックのある2020年は2020－018の下ふた桁で令和2年。逆に令和10年は、10＋018＋2000で2028年となる。昭和は西暦の下ふた桁から25を引くと昭和の年数に、昭和の年数に25を足すと西暦に変換できる。平成は、西暦に12を足した下ふた桁が平成に。反対に平成から12を引いた数字に2000を足すと西暦になる。試しに、ご自分の年齢で計算するとどうなりますか？
