中国共産党当局が法輪功学習者に対する全面的な弾圧を発動した1999年7月20日から、今年で20年目を迎えました。天安門事件で戦車に轢かれ、両足を失った民主活動家、方政(ほう・せい)さんは、法輪功学習者によって、多くの人が中国共産党の邪悪な本質を見抜くことができたと述べます。
中国民主教育基金会会長 方政氏
「海外の異見活動家として、我々は法輪功の団体に対して敬意を持っており、彼らは大きな役割を果たしている」
1989年の天安門事件で、方政さんは戦車に轢かれ、両足を失いました。事件後は自身の経歴をもって、あの歴史と中国共産党の暴虐を人々に伝え続けています。方政さんは中国を逃れる前に、警察関係者から法輪功に対する当局の迫害は他のグループをはるかに超えていることを聞かされました。
中国民主教育基金会会長 方政氏
「当時私は海南省にいたが地元の警察が私に、彼らは全力をあげて法輪功に対処しないといけないので、私にかまう暇はないと言った。2000年初め、2002年2003年の時、中共は集中的に数千万人の法輪功学習者に対する迫害を行った。法輪功学習者は彼らの命を引き換えに、中国社会の他の異見者らに小さな自由の空間を勝ち取ってくれた」
方政さんは公の場で何度も法輪功のために声をあげ、中国共産党の迫害を譴責しています。法輪功学習者は平和的かつ理性的な方法で中国共産党の邪悪な本質を人々に伝え続けており、多くの中国人に立ち上がる勇気を与えたと述べます。
中国民主教育基金会会長 方政氏
「最初は高智晟弁護士が法輪功のために声をあげたが、そのことで彼も迫害を受けている。これらの法輪功学習者のために声をあげた弁護士たちは、自身も中共の迫害を受けてから、『法治』について改めて考え始め、彼らも徐々に抗争者に成長し、権利を守るために戦うグループとなった。法輪功は少なくとも、権利のために戦うよう、中国人を立ち上がらせた」
方政さんはまた、海外の法輪功学習者は彼らの理念を貫き、中国国内の民衆に真相を伝えるためにネット封鎖を突破するソフトウェアを開発し、共産党の本質を赤裸々に暴いた書籍『九評共産党』を発表するなど努力を続けており、より多くの中国国内の民衆が真相がわかるようになったと述べます。
中国民主教育基金会会長 方政氏
「より多くの中国人がネット封鎖を突破して、真相を知ることを促し、法輪功の真相、中国の多くの真相をを知ることができた。この架け橋によって、彼らが中国、特には中国共産党、中国の歴史に対してはっきりした認識ができるようになった。この20年間、法輪功の人々は巨大な代価を支払っており、同時に中国社会に大きな貢献をしている」