香港で先日発生した暴力団による市民に対する無差別襲撃は、社会全体の怒りを買っているだけでなく、政府職員も次々SNSに投稿し、当局の対応を非難しています。
香港特区政府に務める公務員や職員らが、SNSにIDカードの写真と共に、政府を非難するメッセージを添えて投稿しています。
現在、香港政府の30以上の部門の政府職員が、元朗（ユンロン）事件に対する政府の対応に不満を示しています。中には、現職警察官の投稿もあり、警察委任カードとともに、「警察と暴力団の結託および暴力の乱用を譴責する」と書いたメモを添え、当局を公に非難しています。
また、400名近くの行政主任が連名で声明を発表し、警察は市民を保護しなかっただけでなく、暴力団と結託した疑いがあり、これは深刻な職務怠慢であり、職業倫理に反する行為であると非難しています。
