【動画ニュース】香港民主派が米国会で証言 人権法案の早期通過を促す

17日、米国会の超党派でつくる「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」の公聴会に、香港の民主活動家らが招かれ、香港の現状に関し、証言を行いました。超党派議員らは香港市民への支持を表明し、「香港人権・民主法案」の早期の議会通過を目指し最善を尽くしたいと示しました。

9月17日、香港衆志(デモシスト)の秘書長、黃之鋒(ジョシュア・ウォン)氏﹑歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏などの民主活動家が米国会に招かれ、公聴会に出席しました。香港の現状について証言し、中国共産党当局者に制裁発動を可能にし、当局に圧力をかけることを目的とした「香港人権・民主法案」を可決するよう強く促しました。

マルコ・ルビオ上院議員
「来週の委員会で投票を行い、それから上院に提出し、早く通過させたい。国務省にはずっと協力しているので、我々は楽観視している。法案が通過すれば、ホワイトハウスが署名し、発表する。いずれにしても、法案は両党から強く支持されている」

ジム・マクガヴァン下院議員
「法案は通過するだろう。上下両院で強く支持している」

民主党のジム・マクガヴァン(Jim McGovern)下院議員は、香港市民への支持を表明し、香港の未来を決めるのは北京ではなく、香港市民自身であるべきだと述べました。

ジム・マクガヴァン下院議員
「本日公聴会を開いたことは、我々は香港の人々を支持していることを表明している。香港の未来は、北京ではなく、香港人自身が決めるべきだ」

クリス・スミス下院議員
「この民主化運動を讃えるだけでは足りない。我々は具体的な行動をもって支持しなければならない」

また、米国会の超党派議員は今月10日、香港への鎮圧用設備の輸出を禁止することができる「香港保護法案(PROTECT Hong Kong Act)」を提出しています。

マルコ・ルビオ上院議員
「警察の暴力は人々を不安にさせる。明らかに中共官僚の支持を得ている」

記者
本日の国会公聴会は世界から注目されています。米国会両院の議長も『香港人権・民主法案」の早期の議会通過を目指すと示しました。この法案は中共を牽制することができると同時に、米国の自由と民主を求める香港市民への支持を表しています」

 
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