【動画ニュース】スティーブ・バノン氏「中国の自由は香港から」

近日、英文大紀元の記者がホワイトハウスでトランプ大統領の首席戦略官兼上級顧問を務めたスティーブ・バノン氏の独占インタビューを行いました。香港で6月から続いている「逃亡犯条例」改正案反対運動について、バノン氏は香港市民は毎日新しい歴史を創っており、中国の自由は香港からスタートするだろうと述べました。

バノン氏はインタビューの中で、全てが香港市民に不利なように見える中、諦めずに戦い続けている香港の若者たちは、現代社会のヒーローであると述べました。

スティーブ・バノン氏
「香港のY世代(1980-2000年生まれ)の若者たちを見てください。彼らは1776年の米国の愛国者に匹敵する。彼らには勇気があり、決心があり、不屈であり、決して退かない。催涙弾を浴びせられ、殴られても、ゴム弾で撃たれても、彼らは毎回毎回姿を現す。彼らは現代社会のヒーローであり、ノーベル平和賞にノミネートされるべきで、賞を授与されるべきだ。彼らは立ち上がって独裁政権に立ち向かうことを表明したからだ」

バノン氏は、いま香港で起きていることは、毎日新しい歴史を創っており、いっぽうの中国共産党は最終的に耐えられなくなると見ています。香港市民が仕事に戻らず、これ以上当局のルールに従わなければ、手を下すだろうと考えています。

スティーブ・バノン氏
「中共が香港市民に手を下し、香港をもう一つの天安門として対処するとき、それは中国共産党の崩壊の始まりである」

しかし、今の時代に天安門事件のような鎮圧はできないとバノン氏は考えています。鎮圧を敢行した場合、中国の技術は世界から隔離され、資本市場からも孤立してしまうと述べます。最も深刻な結果としては、ネットを封鎖したとしても、自由を求める抗議の波が中国に伝わり、蔓延することになるだろうと述べます。中国人自身が動いてこそ、中国に自由をもたらすことができると指摘します。

スティーブ・バノン氏
「中国人がこう言う時が来るだろう。『もうたくさんだ。5万ないし10万人が中国の14億人を統治している。彼らは我々のお金を窃取し、我々の富を窃取し、自分の物にし、我々は全体主義の監視下の警察国家、集中キャンプで生活させている。また宗教を弾圧するために、自分の信仰を実践する人から臓器を収奪している』」

バノン氏は、中国の民衆は香港の人々に習い、いずれ中国共産党に立ち向かうだろうと述べます。ゆえに、中国の自由は香港からスタートするだろうと考えています。

スティーブ・バノン氏
「中国大陸の人々は香港を手本にし、準備はできたと言って、彼らのやるべきことを行うだろう。中国の自由は香港から始まり、香港から広まるだろう」

自分の子供に失望し、現代社会に失望している米国の人々に対しては、香港の子供たちがいま行なっていることを見せてほしいと述べます。1776年の革命時期の愛国者を、今の香港で見出すことができると語ります。

スティーブ・バノン氏
「テレビをつけて、あるいはYouTubeに入って子供たちに、香港の子供たちがいまやっていることを見てもらうといい。彼らは宗教の自由、集会の自由、言論の自由を守るために昼夜戦っている。彼らの中には自由市場の資本家もいるし、多くはクリスチャンである」

バノン氏は、全体主義の暴力に直面しても決して退かない香港の若者の姿に、多くの人が激励されているとも述べました。

 
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