10月8日午後5時頃、香港 海怡半島の海面で黒服黒靴の女性の遺体が発見された。
政府寄りのメディアの報道では「4時頃に女性が海に飛び込むのが監視カメラに映っていた。5時頃に通報があり、引き揚げられたときは呼吸は止まっていた。その後病院に搬送されたが死亡した」としている。
一方、市民らは警察による「被自殺」であると確信している。夜、現場近くには多くの市民が集まり、女性の死を悼んだ。
8月以降香港では不審死が急増しているが、警察はまともな捜査もせず、短時間で結論を出し、自殺として処理している。
9月24日にも荃湾の海で男性の死体が発見された。遺体は両腕を上げて防御態勢をとったままだった。さらに引き揚げた遺体からは血が流れ出ており、口はテープで封じられ、顔や目には殴られた傷跡が残っていた。