11月28日、茂名化州市文樓鎮では火葬場の建設に反対し、村民らが必死に抵抗した。警官隊と激しく衝突し、多くの若者が逮捕された。
当局は催涙弾や装甲車で鎮圧。村民は石や花火で応戦した。香港デモに倣って「光復茂名 時代革命」を叫ぶ村民も現れた。
最終的に地元政府が譲歩し、12月1日、
・火葬場建設の中止
・逮捕された村民の釈放
・負傷者の医療費負担
・村民に報復しない
などを約束した。
しかし、文樓鎮から27km離れた播揚鎮で火葬場を建設するとの情報が流れた。名目は浄水施設の建設で、住民のためと謳っている。
そして12月16 日、播揚鎮では村民1万人による大規模抗議が発生した。
当局は200人以上の警官隊を出動し、催涙弾などで鎮圧した。40人以上が負傷し、病院に搬送された。鎮圧の過程で若者が殴り殺されたとの情報も流れている。
香港のような事態になるのを恐れ 、17日、地元化州市政府は建設の中止を発表した。村民の大規模抗議はたった1日で勝利を収めたが、地元政府は火炎瓶を投げた人や破壊活動をした人の自首を求めている。