米国神韻ニューヨーク芸術団の文京シビックセンターホールでの公演が1月28日行われました。舞台を鑑賞した日本舞踊家の西崎緑千寿さんは、「日舞は負けたかも」と神韻ダンサーの努力を称賛しました。
日本舞踊家 西崎緑千寿さん
「ひとつになっているのが感じました。あそこまで揃うというのは大変な努力をなさっているのではないかと思います。これは日舞は負けたかなと思ったくらいです。本当に良い気分になりました」「根本的なものは日舞もバレエも、今観ましたものも、皆んなもとは一緒だなと思いました。表現力が中国風のものがあって、観られないものが観られて本当に今日は良い夢を見せていただきまして、本当にありがとうございました」
西崎流師範の西崎緑千寿さんは1992年に「千寿会」を発足し、日本の伝統芸能の一つ、日舞・民舞を広める活動に尽力しています。「民謡舞踊のつどい」にて敎育委員長賞などを受賞しました。
日本舞踊家 西崎緑千寿さん
「中国を誇りを胸にして全身で表現する、一つになって、なさってるかなと、それは感じました」「バック(スクリーン)がよかったなと思いました。自然に、あれだけうまくいくというのは、相当、いろんなことでお勉強なさった結果が出ていると思いました」
西崎さんは、二胡の演奏の技巧が素晴らしく感動したと言います。
日本舞踊家 西崎緑千寿さん
「よかったです。それと二本で弾く弦がありましたよね。バイオリンは何本も要らないじゃないかなと思えたくらいすごかったです。高い音も低い音も十分に出てましたから、二本の糸であれだけ出るというのは、やはり中国の技術でしょうかしら」