中国で新型コロナウイルス感染者の両肺移植に成功? ネットユーザー「肺はどこから?」

中国メディアは3月1日、中国の肺移植専門家陳靜瑜の医療チームが2月29日、江蘇省無錫市で世界初の新型コロナウイルス感染者の両肺移植を成功裏に行ったと報じた。

陳靜瑜氏の1日早朝の投稿によると、患者は59歳の男性で、気管挿管、ECMO(体外式膜型人工肺)および薬物治療を経て、核酸検査では陰性反応が出たものの、両肺は深刻な損傷を受けて機能しなくなっていた。両肺の移植手術後、患者の状態は安定している。

このことは海外のSNSで大きな波紋を呼んでいる。

ネットユーザーの反応

「この人は誰なのかが知りたい。これほど大々的な治療を施され、さらに組織適合性の良い肺をこれほど速く見つけている!」

「肺はどこから?」

「こんな時期に適合性の良い健康な肺を供給できるのか?」

「また罪のない無辜な命が消えたのか」

また、このニュースを見てゾッとしたと言う人もいる。

報道によると、「中国の肺移植の第一人者」と呼ばれている陳靜瑜医師は、中日友好医院の肺移植科の主任であると同時に、南京医科大学付属無錫人民医院の副院長兼胸部外科の主任で、中国共産党全人代の代表でもある。2016年陳靜瑜医師は、法輪功学習者からの臓器狩りに加担した疑いで、海外の人権団体「法輪功迫害追跡調査国際組織」の調査対象になっている。

 

 
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