3月14日、トランプ大統領の専属医が大統領の新型コロナウイルス検査が陰性だったと発表しました。大統領は14日のTwitterで、3月15日をアメリカの祈りの日にすると宣言しました。
トランプ大統領の専属医、ショーン・コンリー医師は14日、ホワイトハウスで「昨晩トランプ大統領と新型コロナウイルスの検査について念入りに検討し、行うことを決定した」「私は本日夕方、陰性という検査結果を受け取った」 とメモで明らかにしました。
トランプ大統領は3月7日、フロリダ州に所有するリゾート施設「マールアラーゴ」でブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領と会談しました。その後、ボルソナーロ大統領に同行したブラジル大統領府社会通信局のファビオ・ワインガルテン局長が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
トランプ大統領は13日に新型コロナウイルス検査を受けました。陰性との検査結果が出た後、Twitterに「アメリカはテストされても、上手く対処することができる」と書かれた写真を投稿しました。
大統領はまた、3月15日をアメリカの祈りの日にすると発表しました。アメリカが神の加護を受け、一刻も早く普通の生活を取り戻せるよう望んでいます。
トランプ大統領は以前のツイートで、「私は3月15日を祈りの日として発表できることを光栄に思う。我が国の歴史において、このような時に我が国は常に神の加護と力を求めてきた。あなたがどこにいようとも、信仰に基づく祈りを捧げることを推奨する。みんなが力を合わせると病気に打ち勝つことができる」と述べています。
1988年以降、毎年5月の第1木曜日はアメリカの「国民の祈りの日」となっています。今年は5月7日になりますが、現下の非常事態に際し、トランプ大統領は祈りの日を3月15日にすると宣言しました。