中共の記者 発熱でホワイトハウス入場拒否

トランプ大統領ペンス副大統領は3月14日、武漢肺炎(COVID-19)の流行に関する記者会見を開きました。入場前に参加者全員の体温検査が行われましたが、中共官制メディアの記者に発熱が見られたため、ホワイトハウスへの入場を拒否されました。

14日、トランプ大統領とペンス副大統領がホワイトハウスで記者会見を開きました。

記者会見前に、ホワイトハウスのスタッフが全ての記者の体温検査を行いました。

NBCのケリー・オドネル記者は「ある記者が体温検査を通過できず、入場を拒否されていた」とツイートしました。

ツイートでは、その記者は中共の官制メディアCGTN(環球電視網)の所属のようだったとも明かしています。

ワン・アメリカ・ニュース・ネットワークのアレックス・サルヴィ記者も、記者会見への参加を拒否されたのはCGTNの記者であると投稿しています。

いっぽう、CGTNの記者は「走ってきたため体温が上がった」と主張しています。

しかし、ペンス副大統領の報道官ケイティ・ミラー氏は、ホワイトハウスの医療部門はこの記者の体温を15分間で3回計測したが、3回ともアメリカ疾病予防管理センターの規定を超えていたと述べています。

カナダの記者、エズラ・レヴァント氏はTwitterで、「CGTNはプロパガンダチャンネルで、直接中共宣伝部に報告した。彼は記者ではなく、ホワイトハウスに熱を持ち込もうとしている中共のスパイである」と直言しています。

2月18日、米国務省はCGTNなど、中国の報道機関5社を中共の「外国使節団」として指定しました。さらに3月2日には、CGTNの記者の数を30人にまで減らすと発表しました。

 
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