トランプ大統領は3月18日の記者会見で、「中国(中共)ウイルス」という言葉を再び使用しました。「ウイルスは米軍が中国に持ち込んだ」との中共当局の主張に対し、米軍の顔に泥を塗ることは決して許してはならないと述べました。
トランプ大統領は18日の記者会見で再び「中国(共)ウイルス」という言葉を使いました。
トランプ大統領
「まず中国(中共)ウイルスとの戦いにおける重要な進展を発表したいと思います」
トランプ大統領は、ウイルスは確実に中国から来ているのだから、「中国(共)ウイルス」という言葉は人種差別ではないと述べました。
トランプ大統領
「これは全く人種差別ではない。ウイルスは中国から来ている。これが中国ウイルスと呼ぶ理由です。はっきりさせたいと思います」
トランプ大統領は「ウイルスは米軍由来」という中共の主張に対し、自身が大統領である限り、米軍の顔に泥を塗る中共の行為を看過できないと述べています。
トランプ大統領
「今はやめているかもしれないが、中共はある時、(ウイルスは)米軍のせいだと主張。ありえないことです。私が大統領である限り、このような(泥を塗る)行為は許せない」
トランプ大統領はさらに、中共はウイルスについてもっと早く情報を公開するべきだったと示唆しています。
トランプ大統領
「責任は中共にあるのかと?確かなのは、早期に対処できなかったこと。もっと早くから対処できていれば、とても助かったことでしょう」
記者が米中貿易協定について質問したところ、トランプ大統領は中国は関税の取り消しを要求していないと述べました。
トランプ大統領
「中国は我々に数十億ドルの関税を支払っている。取り消す理由がありません。中国は私にこのことを言ってもいないし、関税取り消しも求めていない」
また中共が、感染状況を調査していた米国籍記者三人を追放したことについて、トランプ大統領は、このような事が再発するのは見たくないと述べました。
トランプ大統領
「このようなことは見たくない。全く気に入らない」
18日、トランプ大統領はまた、中共ウイルス対策の強化を目的に、「国防生産法」に署名しました。これにより、製造業者に対し、マスクや人工呼吸器などの医療物資の増産を要求することなどが可能になります。
会見後、トランプ大統領はツイッターで改めて「中国(共)ウイルスと戦うため、国防生産法にサインした。将来における最悪の時のためだ。これが必要にならないことを願う」と発信しています。