中国共産党は欧米諸国にウイルス検査キットを輸出していますが、チェコメディアは、中国製検査キットの8割が不良品であると伝えています。中国から550万個の検査キットを輸入したスペインでも、不良品が7割を占めていることが明らかになりました。
3月26日、スペイン健康警報・緊急事態センターの責任者、フェルナンド・シモン氏がマドリードで、中国から購入した検査キットのうち、9000個が不良品であったと述べました。
スペイン健康警報・緊急事態センター責任者 フェルナンド・シモン氏
「9000個の検査キットは、使用前に国立疫学センターとマドリード病院で検査したが、CEEマークの認証と品質要件を満たしていなかったため、我々は返品を余儀なくされ、メーカーは新しいものを出荷することになる」
スペインで採用されていたPCR核酸検査法は結果が出るまで約4時間かかっていましたが、中国の鼻に入れるだけの検査キットは、すぐに陽性、陰性、もしくは無効と表示されるといいます。
スペイン臨床微生物学会によると、このキットの感度は30%未満で、基準である80%以上の感度を満たしていないとのことです。
スペイン保健当局は中国製キットの使用を中止し、PCR検査法の使用を継続すると発表しました。
情報によると、これらの検査キットは深センの「バイオイージー」という会社で作られています。
スペイン保健省は25日、約4億7400万ドルの中国からの医療物資を購入したと発表しましたが、そのうちこの会社の製品がどれほど含まれているのかは明らかになっていません。
チェコメディアは近日、中国から輸入した検査キットの不良率が80%と非常に高く、医療従事者は従来の方法で検査を続けなければならないと報じました。