米議員が「李文亮法案」起草 情報隠蔽の外国官僚を制裁

米国の国会議員が、中共ウイルスの感染状況を隠し続けている中共に対し責任を追及する行動を展開しました。上院議員2名と下院議員5名が、中共肺炎の流行について真実を隠している外国の官僚を制裁する法案を起草しています。

共和党の上院議員、トム・コットン氏とジョシュ・ホーリー氏は、公衆衛生上の緊急事態に関する情報を「故意に隠蔽或いは虚偽の情報を流す」ことをした外国官僚を、連邦政府が制裁する権限を与える法案を起草してます。

今、中共肺炎の世界的な蔓延は最も深刻な衛生問題となっています。法案では、ビザの取り消し、米国資産の凍結、今後の渡米禁止などの制裁措置が提案されています。

コットン議員は声明の中で、「中国共産党の情報隠蔽は、一つの地域の健康問題だったものを世界的な災難へと変えてしまった」と述べています。

4月3日のニューヨーク・タイムズの報道によると、CIAは少なくとも2月の初めから、中国政府は新型コロナウイルスの感染者数を著しく過少報告しているため、中国の数字は信用できないとホワイトハウスに警告を出していました。ブルームバーグ社は2日、米国の情報機関がホワイトハウスに報告書を提出し、中共政府が伝染病を隠し、感染者数と死亡者数を偽っていた事を指摘していると報道しました。

中共肺炎の内部告発者ですでにこの世を去った武漢の李文亮医師の名にちなんだこの法案は、4月9日に提出される予定です。

4月4日の時点で、世界の中共ウイルスの感染者数は110万人に上り、死亡者数は5万9千人を超え、各国の感染者数と死亡者数は増加の一途を辿っています。

 
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