中共肺炎が世界的に蔓延している中、自国の流行状況から中共が伝染病に関する真相を隠していたことに気づく国が増えています。中共ウイルスによって大打撃を受けた、イラン保健省のジャハーンプル報道官も、中共の公式データが世界に誤解を与えていると述べています。
イラン保健省のジャヌップ・ジャハーンプル報道官はTwitterと記者会見で、中共のデータは新型コロナウイルスをインフルエンザのようなものだと誤解させる「痛ましい冗談」だと述べました。
フランス通信社 (AFP) は、イラン保健省の職員で、イランの新型コロナウイルス対策チームのメンバーであるミノ・モラーツ氏は、中国政府から与えられたデータは「信憑性がない」とし、「最近、中共の関連する報告書、データ、研究を調査し、誤りを発見した」と述べたと報道しました。
しかし、イラン保健省のジャハーンプル報道官の声明は、中国駐イラン大使常華氏の圧力を受け、口調を変えました。
テロ支援国家に指定されているイランは、国連や米国から石油の輸出入禁止などの経済制裁を受けています。しかし、イラン石油の主要な市場は中国であり、イラン石油の5割〜7割が最終的に中国に流れています。
イランの公式データによると、中共ウイルスの感染者数は6万4000人を超え、死亡者も4000人近くに上っています。
しかし、新型コロナウイルス対策チームのもう一人のメンバーであるハミド・ソウリ氏は、イランでは50万人以上が感染していると推定しています。