「中共の宣伝役」ホワイトハウスがVOAを非難 学者は中共の浸透を指摘

ホワイトハウスは4月9日に発表したオンラインニュースレターで、年間2億ドルの資金援助を受けている国営放送の「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が中共のプロパガンダを行っていると非難しました。ホワイトハウスは「ジャーナリストは事実を伝える必要があるにもかかわらず、VOAはアメリカの敵対勢力を代弁している」と非難しました。

台湾シンクタンク執行委員 頼怡忠氏
「VOAの中国語部門には米国に駐在していた元新華社通信や人民日報の記者が何人もいる。もちろん彼らが全員問題があるわけではない。しかし、中共に浸透されているのは明らかである。VOAの一部のインタビューは、私もそうだが、2000年から現在に至るまで、司会者の観点あるいは質問の角度が明らかに中国(共)側に偏っていて、中国(共)の視点で問題を考えている。例えば米国との協力において、彼らは人種差別の視点で見ている」

ホワイトハウスは例として、VOAが最近の記事で、武漢の都市封鎖を「成功モデル」として報道し、また、Twitter上に武漢の封鎖解除を祝う中共当局のライトショーの動画をアップしたことを挙げています。さらに悪いことには、VOAは他のメディアに先駆けて、中共の発表した数字を使って米中両国の死亡者数を比較しました。

ホワイトハウスは、今回のコロナウイルスのパンデミックの中で中共の嘘と隠蔽により、致命的なウイルスが世界に蔓延したと指摘しています。

 
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