インド医学研究理事会は近日、品質が基準値を満たさないことを理由に、中国製検査キットの注文をキャンセルしました。 このキットの精度はわずか5%でした。
4月27日、インド医学研究理事会は、品質の問題から、中国から購入予定のテストキットの注文をキャンセルしました。
インド保健省職員 Luv Agarwal氏
「複数の連邦直轄領で検査キットの問題が指摘されたため、インド医学研究理事会はすぐ注文を取り消した。代金はまだ払っていない」
報道によると、インドは4月、中国の広州万孚(wondfo ワンドフー)バイオテクノロジー有限公司と珠海麗珠試剤有限公司に500万個の検査キットを発注しました。
このキットは、血液サンプルから迅速に検査結果を得ることができ、感染歴があるかどうか、無症状の感染者かどうかを検出することができるとされています。
しかし、インドのラージャスターン州の政府関係者によると、すでに感染が確認されている複数の患者にキットを使ったところ、陰性と表示されたといいます。
テストの結果、このキットの精度はわずか5%でした。
3月下旬以降、中国がヨーロッパ、アジア、中東などに送った医療物資は、品質の問題が続出し、返品が相次いでいます。
イタリアのウィリチオ駐米大使は近日、各国が医療品を切実に必要としている時に、中共はイメージアップを狙うと同時に、国際的な影響力を拡大するチャンスにしているため、ますます多くの国が警戒し始めていると述べています。
イタリア駐米大使 ウィリチオ氏
「我々はこの種の罠に落ちたくない。我々は警戒を高め、中共の外交の言葉に騙されてはならない。我々もよく分かっている」