黒竜江省の各地に疫病が蔓延 地元政府は隠蔽

黒龍江省ではハルピン市以外でも、中共ウイルスが蔓延し、近日、重症医学の専門家が、武漢から黒龍江省入りしたと伝えられています。 一方、地元住民は、中共政府が疫病の情報を隠蔽していると疑っています。

中国メディアによると、疫病の流行のため武漢に3か月以上滞在していた重症医学専門家の童朝暉氏、邱海波氏、杜斌氏などが4月26日に黒龍江省に急行しました。 また呼吸器専門家の鐘南山氏もこの日、牡丹江市の2つの病院を訪れたと伝えられています。

牡丹江市林口県では牡丹江市康安病院で患者の付き添いをしていた女性が感染し、帰宅後、高齢者に感染しました。さらにこの女性は県内のいくつかのスーパーマーケットを訪れていたため、地元住民の間でパニックを引き起こしました。

牡丹江市林口県匿名女性
「確定診断が出た無症状感染者2人は、牡丹江市康安医院で感染した。いま地元では、彼らと接触した人を探している。居住区は数日前に封鎖が解除されたが、また封鎖された。そして戒厳令が敷かれている。仕事に復帰したばかりなのに、どうしたらいいかわからない。何か月も自宅待機で、お金はすでに底をついた」

林口県の住民は、感染者は政府が発表した2人にとどまらないと述べ、現地政府が疫病の情報を隠蔽していると非難します。

牡丹江市林口県 匿名女性
「政府は2人と言っているが、2人にとどまらない。噂話は禁止され、政府が事実を発表することはほとんどない。感染者が発見されると、県の幹部は首が飛ぶから、なるべく隠蔽する。地元政府は全く腐敗堕落している」

近日、大慶市でもハルビン市から来た人の感染事例が伝えられました。 大慶市民の王さんは、黒龍江省では生活のために別の省や海外に働きに行く人が多いが、現在黒龍江省で疫病の流行が続いているため、黒龍江省の人々は湖北省の人々と同じように差別に苦しんでいると述べています。

大慶市民 王さん
「疫病が流行し始めてから、確かに緊張している。黒竜江省に入る人と出る人はいずれも検査を行う。市民は自主的にほぼ全員がマスクを着用しており、外出もなるべく控えている。出稼ぎに行っていた人は自宅待機が多く、仕事が仕事が見つからない。(収束してから)また出稼ぎに行かないといけない。地元の企業が少ないから、外省に行くしかない」

数日前、牡丹江市の2つの病院でクラスターが発生しました。その一つが康安病院ですが、この病院では患者に高額な費用を請求しながらも10元(約150円)の粗末な弁当しか提供しておらず、患者らが弁当を廊下に並べ、食事を拒否する事件が起きています。

 
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