台湾の中共ウイルス対応の成功が世界から称賛されています。しかし台湾は2017年から、中国の圧力を受けて、毎年5月に開かれるWHOの年次総会(WHA)に参加できなくなっています。今年はトランプ政府の外交チームがツイートを連投して台湾を応援しています。
ホワイトハウスの新任報道官ケイリー・マクナニー氏は1日、初めて行った記者会見で、台湾が昨年12月末にウイルスが人から人へ感染すると警告していたにもかかわらず、WHOは発表せず、返って中共の発言を頻繁に擁護していたと述べ、WHOを直接批判しました。
ホワイトハウス報道官 マクナニー氏(2020.05.01)
「WHOは明らかに中共の肩を持っている。時間軸から見ると、WHOは本当にひどい。事実を見ると、12月31日、台湾政府はすでにヒト-ヒト感染を警告したが、WHOは公表しなかった」
米国務省国際機構局は「台湾を応援するツイート」を連続で投稿し、「今は2,300万人の台湾人の健康は、2017年以前のように重要ではないのか? それとも台湾の有権者は指導者を選ぶ権利があるから、中共は彼らを罰しているのか?」と述べ、中共が2017年以降、「#TweetForTaiwan」をつけて台湾のWHAへの参加を阻止し始めたことを皮肉っています。
米政府関係者や、下院外交委員会を代表してマッコール下院議員、ルビオ下院議員、米国際開発庁(USAID)のジョン・バーサ長官代行なども、立て続けに台湾の国際的な関与を支持するメッセージを投稿しました。米国の国連代表部も即座に呼応し、国連が台湾を排除したことは、台湾の人々を侮辱しているだけでなく、国連の理念そのものへの中傷であると批判しました。
また、米国の駐ASEAN常任代表部は、中華民国の国旗のマークを添えてツイートを投稿しました。