中共ウイルスの感染が続く中、中国各地では相次ぎ学校が授業を再開しています。報道によると、学校内での生徒の突然死が最近だけでも3件報告されています。 いずれも体育の授業中に突然倒れて死亡しています。
5月4日の中国メディアの報道によると、4月に体育の授業中に生徒が突然死する事件が少なくとも3件発生しています。
4月14日、浙江省温州市第二実験中学校の15歳の男子生徒が1500メートル走をしている最中に突然倒れて死亡しました。
4月24日には、河南省周口市鄲城県の才源中学校に通う15歳の生徒が、体育の授業中にマスクをして走っているときに、突然地面に倒れて死亡しました。
さらに4月30日、湖南省長沙市にある寄宿学校、湘郡未来実験学校の生徒が1000メートル走のテスト中に急死しました。
河南省の15歳の生徒の父親、李さんは、息子の突然死の原因がマスクをつけたまま走ったことにあるのではないかと疑っています。 しかし、学校側の説明は何もなく、返って李さんをWeChatの保護者グループから追い出しました。
中国のある中学校で教師を務める羅さんは、感染拡大が続く中、当局は経済の衰退に歯止めをかけるために仕事や授業の再開を押し付けたが、これほど多くの悲劇が起こるとは思っていなかったと語っています。
中国の教師 羅さん
「生徒たちはマスクをしているが、多くの生徒は返って病気になっている。学校にウイルスがないのなら、マスクをしなくてもいいのではないか。授業中にマスクをしていると、具合が悪くなり、時間が長くなると息が苦しくなる」
羅さんは、ウイルスの蔓延が原因で、生徒たちは数か月も自宅待機しており、その間運動をしていない可能性があるため、体育の授業ではあまり激しい運動をさせるべきではないと述べています。
北京の病院に務める焦医師は、マスクをして走ったりすると、酸素の吸入が追いつかないため、重度の低酸素症になることはあるが、突然死に至ることはないと述べています。
北京の医師 焦さん
「私の見方では、マスクをする必要はない。ランニングするのに、なぜマスクをするのか。激しい運動によって、心拍が乱れ、心房細動を引き起こすと、突然死に至ることがある。この種の死亡は心臓に問題がある」
焦医師は、ウイルスの流行は続いており、一部無症状の感染者もいるため、感染は防ぎようがないとし、感染を恐れるなら、仕事や授業を再開させるべきではないと考えています。
中国でいちはやく授業を再開した貴州省では、3月下旬に209人の生徒に発熱や腹痛などの症状が現れ、中共ウイルスの集団感染が疑われていました。
4月13日、河南省の平頂山第二中学校では生徒4人の感染が確認され、深夜に救急車で運ばれました。また、4月22日には河南省駐馬店市の学校で感染が確認され、クラス全員が隔離され、死亡者も出たと伝わっています。
4月24日、陝西省蒲城県の興華小学校が生徒の感染を隠したことで生徒が死亡しました。家族が横断幕を掲げて学校の正門の前で抗議している動画がネットに投稿されました。また、別の動画では、河南省平輿県第一高校でも生徒が死亡し、生徒の家族が横断幕を掲げて学校に抗議している様子が映されています。