中共は最近、疫病の発生を隠蔽した責任を回避するために、米国との情報戦を激化させています。 米国務省関係者は5月8日、中共外交部がツイッターのプラットフォームに人工知能を使った「ネット水軍」を大量に投入していると暴露しました。
米国務省関係者は5月8日、中共が最近、ツイッターのプラットフォームを利用して数千もの偽アカウントを作成し、ネットワークを形成して偽情報プロパガンダを拡大していることを発見したと述べました。 特に中共外交部や大使館・領事館関係者のツイッターのフォロワー数は3月以降、急激に増加しています。
米国務省グローバル・エンゲージメント・センター職員 リー・ガブリエル氏
「これらの突然急増したフォロワーと多くの最近作成されたフォロワーのアカウントはいずれも人工のネットワークから来ており、中共外交官と外交部のプロパガンダを拡散している。特に中共がロシア式の虚偽の宣伝手段を用いる時にだ」
ガブリエル氏によると、中共の外交官36人のアカウントを追跡したところ、3月以降、毎日24倍の新規フォロワーが追加され、その多くが新規アカウントであることを突き止めました。また、各外交官のアカウント間には共通のフォロワーが存在し、時には数千人単位にまで上るといいます。 つまり、これらの新規アカウントは人工知能によって作られた中共の「ネット水軍」だといいます。
米国務省グローバル・エンゲージメント・センター職員 リー・ガブリエル氏
「このネットワークを利用して中共は彼らの情報を世界に瞬時に拡散することができる。自身に有利になるように会話を歪曲する。この種の協調の取れた動きによって、SNSの会話が脅威に晒され、SNSプラットフォームの本来の目的に反している」
ガブリエル氏は、中共は、自らをパンデミックの発生源ではなく、疫病対策の世界的リーダーとして各国に見てもらうために、陰謀サイトや攻撃的なネットユーザー、人工知能のネット水軍を利用して、偽情報プロパガンダを拡大していると指摘しました。 これらの行為は、各国からの反発を招いています。 ガブリエル氏はまた、アメリカ国民に中共への警戒を促しました。
報道によると、米情報当局は、中共の駐米公館のスパイが米国への偽情報発信に関与しているかどうかを調査しています。 昨年9月には、アメリカ軍基地への侵入を図った駐ワシントン中共大使館の職員2人がスパイ容疑で国外に追放されました。