中共軍医が法輪功学習者からの臓器狩りを認める【禁聞】

米国の人権団体「法輪功迫害追跡調査国際組織」は今年2月、2020年の調査報告書を発表しました。この報告書では、中国共産党の第四軍医大学付属の西京医院腎移植科の李国偉医師に対する追跡調査と録音内容が収録されています。複数回の調査を経て、中国共産党の法輪功学習者からの臓器狩りは依然として行われていることが判明しました。

陝西省西安市に位置する西京医院は、「中国人民解放軍空軍軍医大学」に付属する大型総合病院です。

昨年12月26日から今年1月15日の期間中、法輪功迫害追跡調査国際組織の調査員は臓器移植を必要とする患者の家族を装って、西京医院の腎移植科の李国偉医師に臓器について尋ねました。

追跡国際組織の調査員二人は、異なる角度から複数回にわたって、5つの録音証拠を入手しました。

調査員は、家族が腎移植を必要としているとして、法輪功学習者の臓器は入手可能かどうか、李国偉医師に相談を持ちかけました。

調査員
「私たちは同じ考えで、法輪功をやる人の臓器がほしい。法輪功をやる人は薬を飲まないから健康であることは皆知っている。当初からこれを目標にしているので、先生に聞きたい」

李国偉医師
「強いコネがないと難しい。多くのコネのある金持ちが、皆この種の臓器を求めている」

臓器の出どころについて言及した際、李医師は死刑囚やドナーによる寄贈だという政府の宣伝は嘘であると漏らしました。

李国偉医師
「競争が激しいから、赤十字会だとか、政府が選んだとか言っているが、全く違う。私が言わなくてもあなたたちは分かっていると思うが」

調査員
「赤十字会は看板に過ぎない」

李国偉医師
「ええ、政府の言い方だ」

さらに、法輪功学習者の臓器を手に入れることは可能なのかと尋ねると、李医師は「金さえ出せば可能だ」と答えました。

調査員
「本当のことを言って欲しいが、先生は(法輪功の臓器提供者を)本当に見つけることができるのか?」

李国偉医師
「必ず見つけてあげる。見つけるのは問題ないが、お金を多めに出しさえすれば、見つけることができる」

調査員
「間違いなく見つけられる。そういうことだね?」

李国偉医師
「ええ」

李医師はまた、病院が人を騙すのではないかと疑うのであれば、臓器提供者を見せることも可能だと述べました。

李国偉医師
「その時になって、あなたたちに勇気がありさえすれば、提供者が我々の病院にいれば、あなたたちを連れて行って、臓器提供者を見せてあげる。20代の人であることを確認できる。その勇気があれば、見せることは可能だ」

調査員が、臓器の摘出は西京医院で行うのかどうかについて尋ねた際、李医師は以前は小さい診療所や別荘などで行っていたことも漏らしました。

李国偉医師
「提供者が決まってからはすべてを病院で行う。外部でやることはない。診療所などでは今はしていない。すべての手術と治療は西京医院で行われる。外部の別荘に行かせることもない。以前は確かにあったが」

中国当局は、臓器移植には質の良い、若くて病気のない臓器を使っていると言っているが、実際は法輪功学習者の臓器を使っているのだと、李医師も認めました。

調査員
「つまり、法輪功の臓器を使っているが公にはそう言ってはならない。上質の病気のない臓器だとしか言えない」

李国偉医師
「ええ。そう言っている。その通りだ」

最初の4回にわたる調査はいずれも患者の家族を装って臓器の相談を持ちかけましたが、5回目の時は、調査員の身分で
李医師に対し、調査への協力を正式に求めました。しかし、李国偉医師は拒否しました。

李国偉医師
「あれらのことは私とは関係ない。私は一介の庶民にすぎない。私にそんなことを言っても無駄だ」

調査員
「しかしあなたは臓器狩りに加担している。あなたは執刀者で加担者だ」

李国偉医師
「私に反党理論を言う必要はない。中国は一党制だ。私にそんなことを言うな」

法輪功迫害追跡調査国際組織の調査資料によると、中国の軍・警察病院は法輪功学習者からの臓器狩りに組織的に加担しし、中共による集団虐殺を一助しています。軍・警察病院が加担することによって、臓器狩りの罪悪が隠蔽され、迫害はより残酷なものとなりました。この地球上にいまだかつてない邪悪なことと言われる臓器狩りは、中共ウイルスが猛威を振るうなかでも、依然として中国各地で行われています。

 
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