米シンクタンク「選挙前に中国のファイアウォールを崩す可能性」

中共のファイアウォールとインターネットの情報統制は、北京当局が今回の疫病の流行を隠蔽し、世界を惑わすために重要な役割を果たしました。 近日、元ホワイトハウス戦略顧問のスティーブ・バノン氏は、中共のファイアウォールを取り壊す計画が米国政府の議題になっていると明しました。 米シンクタンク「21世紀イノベーション」の理事長は、トランプ政府が行動を起こせば、今年の米大統領選前に中共のファイアウォールを崩すことは可能だと述べています。

21世紀イノベーション理事長 マイケル・ホロヴィッツ氏
「我々はすでに米国のある一流大学から重要な情報技術とコンピューターセキュリティの専門家を派遣し、国務省または米国放送理事会に協力する。彼らも我々も、これは大きなチャンスであり、大統領選の前にファイアウォールを崩壊させることができると信じている。」

米シンクタンク「21世紀イノベーション」のホロヴィッツ理事長は、元ホワイトハウス首席戦略顧問スティーブ・バノン氏の番組「ウォー・ルーム」で、、米歳出予算案7050aでは、世界的なインターネットの自由を促進するために少なくとも6050万ドルを放送管理委員会(BBG)に充当することが規定されているが、これは国務省の3つの口座にある30億ドルの預金から来ると述べました。 トランプ政府の許可さえあれば、この資金をいつでも中共のファイアウォールを崩す計画の資金源にすることができるといいます。

ホロヴィッツ氏は、これまでに多くの米政府官僚が同様の計画の実行を阻止してきたが、もしこの経費を直接動かすことができ、なおかつ米国のトップ大学と協力することができれば、これらの腐敗した政府官僚の妨害を避けることができると述べました。

ホロヴィッツ氏はまた、多くの専門家は中共のファイアウォールを避けることは技術的に完全に可能であるとはっきり示したと述べました。しかも必要なのは大金ではなく、マンハッタンプロジェクトのような努力であるといいます。

バノン氏は、中共のファイアウォールを破壊することは、中共を解体し、中共の支配下にある中国人を解放するための第一歩になると考えています。

元ホワイトハウス首席戦略顧問 スティーブ・バノン氏
「ファイアウォールの破壊は中共を解体する第一歩である。まずは中国人に自由を与えるからだ」

ホロヴィッツ氏は、大統領選の前に中共のファイアウォールを崩すことに成功すれば、大統領選の最もドラマチックなシーンの一つになると指摘しています。 そうなればトランプ大統領は、中国の学生や人権弾圧を受けている宗教関係者とインターネットを介して直接交流することさえ可能になります。

また、ホロヴィッツ氏は、今の中共のファイアウォールは現代版ベルリンの壁であり、トランプ大統領の一言があれば、真実を隠し、自由を制限するこの高い壁を取り壊すことができるだろうと述べています。

 
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