ポンペオ国務長官は5月20日の国務省の記者会見で、疫病を隠蔽して世界的な大流行を引き起こしたのは、中共の本性によるものだと指摘しました。
ポンペオ国務長官
「中国は1949年から野蛮な独裁政権ー共産政権に統治されている。数十年来、我々は中国も我々のように変わることを望んできたが、北京のイデオロギーと政治における自由国家への敵対姿勢をあまりにも軽視してきた。現在全世界がこれについて認識し始めた」
ポンペオ国務長官は、中共の脅威は、中共の隠蔽工作によって引き起こされたパンデミックよりもはるかに大きいと述べています。
中共は、流行の初期段階で真実を隠蔽し、国際社会との協力を拒否し、さらにウイルスの発生源の独立調査を求める要求を抑圧し続けています。
ポンペオ国務長官
「中共は豪州に対して経済的脅迫を行っているが、原因は簡単で、ウイルス源の調査を求めたためだ。これは間違っている」
米国は、今回の疫病流行による世界経済の損失額は最大9兆ドルに達すると予想しています。 世論調査によると、中共政府に否定的な米国人は66%に達し、国務長官は、これは中共の本性による必然的な結果であると指摘します。
ポンペオ国務長官
「これは中共の自らの選択であり、その本性によるものだ。この政権の本質は一貫して変わっていない。中共の武漢肺炎への対処から、共産中国をさらにはっきり認識できるようになった」
国務長官は、中共がWHOに圧力をかけ、台湾をWHO年次総会から排除させたことについても批判しました。
また、蔡英文氏の中華民国総統の2期目のスタートを祝福し、台湾を民主主義社会の模範と称しました。
このほか、国務長官は、香港の自由度に関する国務省の評価は現在も進行中であるとし、最近の香港での中共の行いを受けて、米国は「一国二制度、高度な自治」の約束について、高度に注視していると述べました。
トランプ大統領は先日、中国とのすべての経済・貿易関係を断つことを検討していると述べました。これについて記者がどのようにするのかと質問したところ、国務長官は直接の回答はせずに、トランプ大統領の中国に対する政策の綱領は非常に明確だと述べました。
ポンペオ国務長官
「我々がどのようにアメリカ・ファーストを確保し、対外政策の正確性を保障するのかを皆さんはすでに目にしている。信頼できない国には頼らない」