米メディア「ナショナル・パルス」は近日、CNNの元ジャーナリスト数名が、中共官制メディアCGTN(中国環球電視網)に雇われ、中共を賛美し、米国に対抗するプロパガンダの宣伝に協力していると明かしました。
「ナショナル・パルス」は6月22日、「数人の元CNN記者が中共の対外プロパガンダ機関であるCGTNで働いている」と題して、独占報道を行いました。
この報道によると、CGTNは、北京の「抑圧兵器庫」の中で長年にわたって使われている兵器の一つで、その目標は中共が指定している「敵」、主に米国を相手に攻撃を行っています。
現在、CGTNにはショーン・カレブス氏、アナンド・ネイドゥー氏、カリーナ・フーバー氏、アシー・ナンダー氏、ジム・スペルマン氏の5人の元CNNベテラン記者やキャスターが在籍しています。
現在CGTNの北米特派員を務めるショーン・カレブス氏は、約20年間CNNの特派員を務めており、2019年には中国を訪れ、中共の政権奪取70周年を取材しました。
元CNN記者 CGTN記者 ショーン・カブレス氏
「私たちは今、中国の遵義にいます。これから世界に新しい中国を紹介します」
ナショナル・パルスの記事では、CGTNは中共中央宣伝部の傘下にあり、反米・反トランプの言論を広めていると指摘しています。
CNNのキャスターを10年務めたアナンド・ネイドゥー氏は現在、CGTNの「The Heat」でキャスターを務めています。 ネイドゥー氏は米国での中共ウイルスによる死者数が中国を「上回っている」ことを広め、トランプ政権の疫病対策の不十分さを非難してきました。
CGTNは、ケーブルテレビと衛星テレビを通じて、米国の3000万世帯に向けて毎日放送しています。
2019年2月、CGTNの北米支局は米国司法省に外国代理人として登録されました。