トランプ大統領は、6月27日、ホワイトハウスの近くにあるラファイエット公園のアンドリュー・ジャクソン大統領像を破壊した15人を捕まえるよう、全員の顔写真を並べたポスターの画像をツイートしました。 現在、連邦政府は、過激派による凶悪犯罪や米国の破壊に対抗するための取り組みを強化しています。
トランプ大統領が6月27日にリツイートした警察のポスターには、国立公園局がFBIのワシントン暴力犯罪対策グループと協力して、ワシントンD.C.のラファイエット公園で連邦政府の財産を荒らした人物を探していると書かれています。
6月22日、ホワイトハウス近くのラファイエット公園に数百人の抗議者が集まり、第7代米国大統領アンドリュー・ジャクソンの像をロープと鎖で縛り、像を引きずり下ろそうとしました。その後、警察が到着して群衆を解散させ、像を破壊から守るため、事件後に人々を逮捕しました。
トランプ大統領は26日夜大統領令に署名し、米連邦政府が暴力を扇動して違法行為を行った者を「法の及ぶ範囲で起訴する」と発表しました。
ウィリアム・バー司法長官は26日特別対策本部を立ち上げ、米国各地のデモを利用して、暴力的な騒乱を引き起こした「反政府過激派」の調査を行うよう命じました。 バー司法長官は、これらの過激派は警察や他の政府関係者を攻撃し、公私の財産を破壊し、罪のない人々を脅迫していると指摘しています。
28日、司法省は20歳から47歳の男性容疑者4人を「連邦財産の破壊」の罪で起訴しました。
ブラック・ライヴズ・マター(BLM)運動の共同創設者であるパトリッセ・カラーズ氏は、自身は訓練されたマルクス共産主義者であると述べました。また、最近のCNNのインタビューで、同グループの目標はトランプ大統領を退陣させることだと語っています。