米司法省 「千人計画」参加の中国人研究者を起訴 米国の助成金で中共に奉仕

中共は「千人計画」を利用して外国に浸透し、技術の盗用を行っています。 米司法省によると、中国人研究者の鄭頌国氏は中共の「千人計画」への参加を隠し、米国から受けた助成金を中共の医学研究に使用していました。 鄭氏は5月22日、国外逃亡を図りましたが、空港で逮捕され、9日に裁判所に出廷しました。

米司法省の文書によると、中共の「千人計画」に参加し、中国の大学との提携を隠して中共から資金援助を受けていた、オハイオ州立大学のリウマチ学科教授で研究者の鄭頌国氏は、虚偽の陳述をした罪に問われています。

鄭被告は、アメリカ国立衛生研究所から約410万ドルの研究資金を受けながら、中共政府のためにリウマチや免疫学の研究を行っていたため、連邦政府の研究助成金詐欺の罪にも問われています。

57歳の鄭頌国被告は2013年に中共の「千人計画」に参加しました。5月22日、アラスカ州アンカレッジに到着した後、別のチャーター機で中国に逃亡しようとしたところ、空港で逮捕されました。

司法省の文書によると、鄭被告は逮捕時、大型トランク3個、小型スーツケース、ブリーフケース、ノートパソコン2台、携帯電話3台、USBメモリー数個及び銀の延べ棒を所持していたほか、家族の期限切れの中国のパスポートと中国の不動産権利証書も所持していました。

司法省によると、両方の罪で有罪判決を受けた場合、最高で15年の禁固刑が科せられます。国外逃亡の可能性があるとして、保釈は許可されていません。

 
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