中国から米国に逃れてきた香港大学のウイルス学研究員の閻麗夢さんは7月13日、再びFOXニュースのインタビューに応じ、中共の疫病隠蔽について多くの証拠を持っており、米国政府に提供すると語りました。
香港大学ウイルス学研究員 閻麗夢氏(2020.7.13)
「私は多くの証拠を持っている。中国CDCの職員とのやりとりや私のネットワークの中の、私の多くの友人がCovid-19流行期間中、中国の第一線あるいはすでに汚染されたエリアで勤務していた。私にはこのようなチャット記録がある」
閻麗夢さんは、中共当局が内部告発者をどのように扱っているかを知っていると述べました。2003年のSARS流行時、人民解放軍301病院の蒋彦永(しょうげんえい)医師はSARS流行の真実を暴露したことで処罰されました。今回の疫病流行では、上海復旦大学の張永振教授が、ウイルスの遺伝子配列を明らかにしたことで、P3実験室が政府によって閉鎖されました。
閻さんは、中共が疫病を隠蔽していたことを暴いたことで、命の危険にも直面しているといいます。
閻さんの脱出を手助けしたグループによると、閻さんは脱出前にも香港で食事に睡眠薬を盛られたり、海辺で会うよう知らない人に誘われたりしていたといいます。4月28日に監視の目を逃れて、紆余曲折を経て無事、米国に到着しましたが、依然として命の危険に晒されています。