米国がヒューストンの中共領事館を閉鎖した後、ニューヨークの中共領事館では8月6日、シュレッダートラックで大量の書類を処分する様子が目撃され、閉鎖に向けて準備を進めているのではとの憶測を呼んでいます。
新唐人記者の現地からの報告によると、8月6日正午頃、より多くのスパイを匿っている疑いがあるニューヨークの中国領事館で、2台の”USA SHRED”社のシュレッダートラックが、約2時間を費やして大量の書類を処分していました。
近隣住民は、領事館の内部には通常シュレッダーが設置されているにも関わらず、このように手間をかけて大量の書類を処分していることから、閉鎖準備を前もってしているのではないかと話しています。
ポンペオ国務長官
「トランプ大統領が初めて『もうたくさんだ。このことは直さないといけない』と言った。そして皆さんが目にしている米国の行動を指示した。例えばヒューストン中共領事館の閉鎖やFBIによる中共軍人複数人の起訴など。彼らは米国で留学しながら不法活動に参加している。我々はこれらを厳粛に受け止め、中共の影響を受けないよう米国民を守る」
ポンペオ国務長官が先日「米国における中共のスパイ行為を厳粛に受け止める」と発言したことで、メディアにも注目が集まっています。
中共メディアによると、在米中国人記者40人近くのビザがまもなく期限を迎え、延長申請の許可が遅れています。これを受け、中共外交部は報復措置を取るとしています。
香港外国人記者クラブは6日、声明を発表し、香港駐在の複数の外国メディアの記者の証明書発行が更新されていないことを指摘しました。これに対し、中共外交部駐香港公署は、米国への報復措置は中央政府の外交問題であると示しました。香港が米中メディア戦争の新たな戦線となり、米中間で「ビザ合戦」が始まるかもしれません。