11月3日の大統領選に向けた最後のテレビ討論会が22日に行われました。トランプ大統領はメールゲートを巡り、何度もバイデン氏を攻めました。
10月22日の最後のテレビ討論会で、トランプ大統領と民主党のバイデン候補は、バイデンファミリーの中共およびウクライナとの間で行った金銭取引を巡って激しい論戦を繰り広げました。
主流メディアが沈黙を守る中、トランプ大統領は討論会の場を借りてバイデン一家のスキャンダルを全国民の前に晒したと評価する声も聞かれています。
トランプ大統領
「彼らはさらに声明で『我々はBIG MAN(大物)に10%の株式をあげないといけない』と言っている。あなたがこの大物であると私は考えている」
ニューヨーク共和党選挙財務委員会 独立政治ウォッチャー樓新躍氏
「トランプ大統領は、メールで言及した大物はバイデンであると、米国全国の人々に直接晒した。だからこれは大きな勝利だ。なぜなら米国主流メディアのバイデンとその一家のスキャンダルに関するニュースの封鎖を突き破ったからだ。トランプ大統領はこの機会を掴んで、バイデンは腐敗した政治家であるだけでなく、重大な犯罪容疑のある政治家であることを、直接米国の人々に伝えた」
トランプ大統領の指摘に対して、バイデン氏はこのように答えています。
バイデン大統領候補
「私は生涯を通して外国ソースから1セントももらったことがない」
そしてスキャンダルの責任をロシアに押し付けました。
ニューヨークの華人コミュニティリーダー 于金山氏
「バイデン氏は息子の海外事業についてはっきり言っていない。彼は否定しなかったので、ハンターの対外関係を黙認したことになる。バイデンの選挙全体の信用において傷になるのは間違いない」
選挙活動を開始してから、トランプ大統領は精力的に各地を駆け回り、選挙集会は連日大いに盛り上がっています。民主党の牙城と言われるニューヨーク州やカリフォルニア州ですら、多くの有権者がトランプ支持を表明しています。
一方、主流メディアによって支持率でリードしていると盛んに報じられているバイデン候補の集会現場は閑古鳥が泣いています。各種の社会現象から見て、4年前の大統領選と全く同じことが起こっていると見られています。