30万票の所在が不明?混迷を極める米大統領選開票作業

米大統領選の開票作業が終わらない中、重要なスイング・ステートに位置づけられているアリゾナ州、フロリダ州、ペンシルベニア州など12の郵政地区において、30万もの票の所在が分からなくなっていると報じられています。ワシントンDCの司法官は米国郵政公社に対し、今日の午後にはすべての郵送投票用紙について明らかにするよう求めました。

司法官のこうした指示にもかかわらず米国郵政公社は午後に法律文書を提出し、「司法官の命令に従うことはできず、従来の検査手順を堅持する」と発表しました。

海外メディアは、2016年の大統領選の際にペンシルベニア地域の無効票2枚のうち、1枚が期日を過ぎたために無効となったのと同じように、これらの投票用紙が選挙結果に影響を与える可能性があると指摘しています。

トランプ大統領はこれより前に、投票期間の終了後に見つかった投票用紙は得票数にカウントしないよう最高裁判所に命じると述べていました。

ペンシルベニア州職員は以前に、金曜日にならないと大部分の開票作業を終えることができないため、開票結果は週末まで発表できないと明かしています。

 
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