鎖で警察の首を絞める ニューヨークで連日暴力的デモ

米大統領選挙投票日のあと、ニューヨークでは2日間にわたって大規模なデモ行進が行われましたが、デモ中に再度暴力的事件が発生しました。警察によると、デモ参加者の一人が鎖で警察官の首を絞めたことで逮捕・起訴されました。

11月5日の夜、ニューヨークのマンハッタンにはBLM支持者と反警察デモ隊が再び集りました。

ニューヨーク市警は秩序維持のために大量の警察官を配置して待機していましたが、同日夜、再び警察に対する暴力事件が発生しました。

警察によると、マンハッタンのボンドストリートとブロードウェイの近くで、警察官がデモ参加者に押し倒され、鎖で首を絞められる事件が発生しました。最終的に容疑者は逮捕され、暴行と凶器の不法所持で起訴されました。

また、ナイフを所持していたとして警察に逮捕された容疑者もおり、警察側は平和的な抗議活動にこのような武器を持ち込むことは許されないと述べています。

一方、SNS上には「デモ参加者に対する警察の暴力行為」に関する内容が大量に現れました。これに対し、ニューヨークのビル・デブラシオ市長はメディアのインタビューで、動画や写真だけではその全容を明確に知ることはできないと述べました。

 
関連記事