ポンペオ国務長官は11月10日、ロナルド・レーガン・インスティチュートに招かれて「アメリカの約束」と題して講演を行いました。長官は、トランプ政権が対中政策の転換に成功したことに言及し、中国人がインターネットのファイアウォールを倒すのに協力すると述べました。
ポンペオ国務長官
「これらの『強さと率直な』政策は、今世界の自由に対する最も大きな脅威である中共に対する米国の政策の基礎である。我々は中共の本質を示した。 それは野蛮であり、人類の尊厳と自由に反するものだ」
10日、ポンペオ国務長官はロナルド・レーガン・インスティチュート(Ronald Reagan Institute)の「自由と民主主義センター」の設立に招かれ、講演を行いました。長官は、レーガン元大統領は民主主義と自由を擁護し、「強さと冷静さ」をもって旧ソ連の脅威に立ち向かったと称賛しました。そして今、中共の脅威に直面して、トランプ大統領も同じことをしていると述べました。
ポンペオ国務長官
「中共に関する新しいコンセンサスは、米国の力強さと率直な態度による歴史的な結果である。 実際、今政治分野全体がこの問題の緊急性を認識している。 これは、トランプ政権はが米国国家安全ひいては全人類の自由のために、重要な方向転換に成功したことを意味している」
ポンペオ国務長官は、トランプ政権はすべての部門を動員し、あらゆるツールを使って中共の脅威に対処していると述べました。また、米国は中国の人々が自由に情報を得られるようにするために、インターネットのファイアウォールを破壊する必要があるとも述べています。
ポンペオ国務長官
「中国の人々が、彼らが必要とする情報とデータを獲得できるように保証する。そうすることで彼らも我々が大切にしている自由をシェアすることができる。彼らが中国を束縛しているインターネット・ファイアウォールを破壊できるように、我々は能力を備えなければならない。これにより、中国の人々は全く異なる決定を下し、現指導者が導いている道とは違う道を選ぶことができる」
ポンペオ国務長官はまた、民主主義国家基金や米国放送理事会のような機関が、世界中の民主主義と自由を守る上で重要な役割を果たしていることについても語り、彼らが目標を達成できるようにするためには、適切な指導者とツールを提供する必要があると述べました。