トランプ大統領の個人弁護士のジュリアーニ氏は11月12日、不正投票の数は、選挙人票が20票のペンシルベニア州や16票のミシガン州をひっくり返すのに十分だと述べました。共和党連邦上院議員のグラム氏も、ネバダ州が実際に郵送投票用紙の署名を確認していないことを指摘し、トランプ陣営が勝訴する可能性が高いと指摘しています。
トランプ大統領弁護士 ジュリアーニ氏
「現在、フィラデルフィアとピッツバーグでは、65万もの投票は違法だ」
トランプ大統領の個人弁護士ジュリアーニ氏は11日、Foxビジネスのインタビューで、今回の大統領選挙では、ペンシルベニア州フィラデルフィアとピッツバーグで約65万件の不正投票があったと指摘しました。
トランプ大統領弁護士 ジュリアーニ氏
「各州の立法機関が憲法に基づいて制定した法律規定によると、大統領選挙のすべての票は共和党と民主党の監督を受けなければならない。 しかし、共和党によって監視された票は一枚もない」
12日、ジュリアーニ氏は再びFOXニュースの取材に応じ、選挙人票が20票のペンシルバニア州や16票のミシガン州をひっくり返すのに十分な数の不正票があると述べました。
トランプ大統領弁護士 ジュリアーニ氏
「私はあるケースの一部を処理しているが、このケースから、違法な票がどれほどあるかがわかる。私が見つけた違法な投票の数は、ペンシルベニア州またはミシガン州の選挙をひっくり返すために必要な投票数をはるかに超えている。 ペンシルベニア州では約623,000もの違法な投票があり、ミシガン州では約32万の違法な投票があった」
同日、共和党のグラム上院議員がFoxニュースのインタビューを受け、数百万人の投票用紙があるネバダ州が、郵送投票の署名をチェックする機械を停止したと述べました。
共和党 リンゼー・グラム上院議員
「ネバダ州には郵便投票用紙の署名を確認するためのマシンがあり、署名のない郵便投票用紙は無効と見なされる。 しかし、署名の検証に使用される機器は基本的にオフになっていた。偽物の署名があったかどうかにかかわらず、彼らは全部受け入れた。彼ら(トランプ陣営)は訴訟に勝つだろう」
米保守系メディア「ナショナル・パルス」は9日、トランプ陣営のスティーブ・コルテス氏の文章を掲載しました。記事では今回の選挙の4つの大きな疑問点を挙げており、その中でも、郵送投票の無効になる比率が例年に比べてかなり低くなっています。コルテス氏は、例年は郵送投票の無効率が約3%だったが、今年はスイング・ステートであるペンシルベニア州の郵送投票の無効率はわずか0.03%で、2016年の30分の1に過ぎなかったと指摘しています。