マサチューセッツ工科大学研究者が選挙データを分析「トランプ大統領への6万9000票が改ざんされた」

米大統領選挙での不正の告発が続いています。マサチューセッツ工科大学博士で、米国で初めてEメールシステムの著作権を取得した発明家でもある米国籍のインド系研究者、シヴァ・アヤドゥライ氏は先日動画を発表し、彼のチームがミシガン州の四つの郡の投票数を分析したところ、トランプ大統領に投票された少なくとも6万9000票がバイデン候補の票としてカウントされていたことが分かったと述べています。

米国籍のインド人研究者シヴァ・アヤドゥライ氏
「共和党支持者が多い選挙区ほど、トランプ大統領への票がバイデン候補に流れている。このケースを通して、ケント郡へと立ち返る。これは非常に劇的なチャートだ。共和党が強く、ほぼ90%が共和党支持者なのに、トランプ大統領は25%もの投票を失った。あるいはバイデン候補の票になった」

X軸が共和党支持の有権者の割合を表し、Y軸がトランプ大統領を支持する票と共和党を支持する票の差を表します。シヴァ氏は、通常であれば特定の党を支持する有権者はその党の大統領候補に投票する傾向があるため、トランプ大統領の得票率は共和党に対する支持率と同じようになるはずと述べ、両者の差はほとんど0%になり、大部分がこの0%の基準線の上下に分布するはずだとも説明しています。

しかしシヴァ氏は、オークランド、マコーム、ケントというミシガン州の三つの郡の投票データには異常なばらつきがあることに気づきました。共和党支持率が20%を超えるとソフトウェア・アルゴリズムが自動的にトランプ大統領の得票を減らしており、明らかに修正された形跡がみとめられます。シャバ氏は、民主党支持者の多いウェイン州の通常チャートと比較したところ、共和党支持率が高い選挙区ほど、票が改ざんされる割合が高くなっていると考えています。

ソフトウェアエンジニアのベニー・スミス氏
「『共和党支持者がトランプを嫌っていて、その数が非常に大きいとあなたが信じていたとしても、それでも彼らはこのようなパーフェクトな直線を描くことはできない』と聞いてみるといい」

シヴァ氏のチームが分析したデータによって、三つの郡のすべてで完全に直線的な下降形が示されたことが明らかになりました。ソフトウェアエンジニアのスミス氏は、これは自然な現象としてはあり得ないと述べています。

シヴァ・アヤドゥライ氏
「よって、これはトランプ大統領の得票数が6万9000票減らされて、バイデン候補の得票が6万9000票増えたことを意味している。簡単に言うと、6万9000票のトランプ大統領の得票が、これらの郡でバイデン候補に移されたということだ。また各郡の状況は異なっていて、合計69の郡がある」

シヴァ氏は結論の中で、集計ソフトのコードは公開すべき、投票用紙の読み取り機は投票用紙のイメージファイルを破棄せずに保存すべきといった、票の集計過程における多くの改善点を提起しています。またツイッターでトランプ大統領とバイデン候補に対し、自分のチームの研究結果を双方の陣営に公開して審査してもらってもよいと呼びかけています。

 
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