ウィスコンシン州上院議員/ロン・ジョンソン(RON JOHNSON)
トゥルーパスさん、ウィスコンシン州最高裁判所の判決は明らかにあなた方の訴えを退けるものでしたね。全面的にではないとしても、私は最高裁判長によるかなり厳しい反対意見書を読んだ。あなた方が関係するすべての地域について提起された訴訟に対し、ウィスコンシン州最高裁判所の判決がどのようなものであったか、要約して的確に述べてください。
トランプ弁護団/ジム・トゥルーパス(Jim Troupis)弁護士
はい。最高裁はバイデン陣営に実質的な問題を扱わないように促され、まさにその通りになったのだ。
バイデン陣営が裁判所に求めていたのは、
「我々は実質的な問題について討論しない」
「我々は提出された証拠についてさえ質問しない」
「代わりに、あなたは彼らの訴えに耳を傾けないこと」、
何故なら、州の機関であるウィスコンシン州選挙管理委員会が一部の活動を許可していたからだ。
しかし、ローゲンサック(Rogensack)最高裁判長と他の異見者たちが率直に言ったように、
第一に、私たちの要求は実質的なものであり、審理すべきものだ。
第二に、ウィスコンシン州選挙管理委員会は官僚組織である。
当の最高裁判所がほんの4か月前に自ら言っていたことで、この委員会の決定には意味がない。委員会は法律ではなく、助言を与えるだけだ。選挙を管理する主体は法令である。
私たちが失望したのは判決そのものというより、この判決が法律の分析や要求内容の分析を踏まえたものではないという事実だ。私たちに透明なシステムは不要だ、これらの問題を取り上げないという見解であった。それが彼らの主張なのだ。
特にウィスコンシン州にはがっかりだ。ジョンソン上院議員、ご存知のように、他の州と違って、ウィスコンシン州では高い透明性を誇る長い歴史があり、ミルウォーキー郡とデイン郡では最大限の公正さをもって再集計が実施された。数千人ものボランティアが問題の投票等を見ることができた。実に悲しい日であった。反対側は私たちが間違っていると言わず、私たちが言うことに耳を傾ける必要はないと言うだけだ。透明性を有しているはずの州にしては、奇妙な話だ。
ウィスコンシン州上院議員/ロン・ジョンソン(RON JOHNSON)
クレブス(Krebs)前長官から各地で選挙を運営した人たちについての話を聞き、また自分がいるオシュコシュ(Oshkosh)郡の郡職員と30分ほどの電話で、いろんな情報を得ることができた。郡の職員が皆ジャネット・マーテンス(Jeanette Mertens)氏のように選挙を行っていれば、完全に安全な選挙ができるだろう。私は大多数の選挙区では選挙は安全に行われたと思う。
バナール(Jesse Binnall)さん、トゥループ氏はウィスコンシン州裁判所で法が基本的に無視されたと主張しているが、あなたの声明も同じような趣旨だったが、あなたが委員会に提出した情報に対して、反論はいっさい提起されず、単純に無視されたのだと。その点についてお話ください。
トランプ弁護団/ジェシー・バナール(Jesse Binnall)弁護士
はい、委員長。きわめて残念なのは、彼らが私たちが提出した問題点やデータを審査するのではなく、彼らは単に専門的な法解釈を利用して私たちが提出した証拠や多数の証人に対して制限したのだ。証人を法廷に呼び出すことはできず、15件の宣誓供述書しか提出できないと言うのだ。不正選挙の13万件の実例をわずか15件の宣誓供述書で証明しろと。
ネバダ州の最高裁判所に持ち込まれた時には、問題点の説明に2時間が与えられたが、それが終わるとすぐに判決が下された。公判記録は8000頁に及ぶものだったにもかかわらずだ。これらの裁判所は私たちのことを真面目に考えていないし、動かぬ証拠リストを全く取り上げなかったのだ。
ウィスコンシン州上院議員/ロン・ジョンソン(RON JOHNSON)
投票用紙の記録は重要であり、その管理も重要だ。それが実際に正しく用いられてこその話だ。プロセスの透明性があるこそ、信頼性が得られるのだ。あなたが何を調査できたか、何を調査できなかったか、何を拒まれたか、簡単にお話しください。
トランプ弁護団/ジェシー・バナール(Jesse Binnall)弁護士
ありがとうございます。私たちの主張を裏づける上で有意義なものはほぼすべて調査を拒まれたという悲しい現実だ。
ウィスコンシン州上院議員/ロン・ジョンソン(RON JOHNSON)
具体的に話してください。
トランプ弁護団/ジェシー・バナール(Jesse Binnall)弁護士
はい、電子集計機に残されている投票用紙の記録について、ネバダ州全域でたった1台の票集計機を除き、私たちは調査を拒まれたのだ。私たちは証拠開示と戦っているときに、クレブス氏の透明性の話を引用したかったが、つまり、記録を調査することの重要性を訴えた。しかし、私たちは記録を見ることができなかった。その上、集計機のプリンターは異常に高い頻度で故障していたので、投票用紙の記録は実際に何の役にも立っていなかったと疑っている。
本来であれば、投票用紙の記録が透明性を提供するものであるが、私たちはそれを見ることも利用することもできなかったのだ。ネバダ州全域でたった1台の票集計機を除いては。透明性はゼロなのだ。
もう一つの事例は、不正選挙の全貌を調べるため、問題になっている案件の証拠開示を行おうとしたが、すべて拒否された現実だ。例えば、裁判所の命令によって記録を調査したときに、4000人の非居住者が投票した証拠を見つけた。ところが証拠開示期間内にその証拠を入手できなかったから、私たちはこれを証拠として提出することができなかった。裁判所から、遅すぎると言われた。与えられた証拠開示期間はわずか3日間で、得られた情報を利用する有意義な機会も拒まれた。残念ながら裁判所はそれらを考慮しなかった。
私たちはこれら票集計機のコードを解読しようとしたことを否定された。委員長が指摘したように、票集計機がインターネットに接続されていたか否か見つけることができるか、法科学捜査を実施しようとした。私たちは法科学捜査の専門家を遠方からネバダ州に連れて行った。記録情報を解読でき、これらの集計機で何が起きたのかを説明できたはずの専門家だ。ところが近づく事は許されず、法科学検査はいっさい認められなかったのだ。透明性を与えるものは何もなかった。
透明性というものは政治的なものではない。ここでそのことを話しているのだ。私たちのすべての試みはネバダ州で拒まれた。厄介なのは、透明性を確保できないと言われた理由の一つは、この集計機も情報もコードも専有物だからだ。
私たちが話しているのは、米大統領選挙の票の集計なんだ。彼らは票集計を実際にどのようにコード化しているか、見せようとはしなかった。どちらかを選ぶのだ。オープンソースで、それらの集計機が正確に票集計を行っているか、発表された結果と有権者の実際の投票結果を確認するために、検証可能なシステムに戻ることだ。
事と次第によっては民主主義が崩壊するかもしれないからだ。国民の票ではなく、不正投票がカウントされた時に、まさしく民主主義が失われつつあり、実に恐ろしいことだ。裸の王様に、王様は服を着ていると嘘を言うわけにはいかない。不正の証拠があるのに、公正な選挙をしているふりをすることはできない。逆に、透明性を確保することで、公正な選挙をすることができる。ネバダ州ではあらゆる場面で否定された。
召喚状を拒んだ有権者登録の職員がいた。召喚状を出すために感謝祭の週末にあてたが、彼のオフィスのドアは閉ざされ、彼は自宅に鍵をかけて閉じこもり、召喚状の受理を拒否した。同じ有権者名簿に載っている人で、彼はバイデン・ハリスのペンを身に着け、有権者名簿のサイトを調べていたと内部告発した。
これは職員を責めたてようとしているのではなく、党派は関係ないことを明確にすべきであり、透明性を確保しなければならないと言いたいのだ。