トランプ前米大統領のアカウントを公に削除する一方で中共大使館にはジェノサイドを正当化しそれを認めるツイートを許容しています。Twitter社は英国で厳しい目に晒されています。英国特派員のジェーン・ウェイラルがお伝えします。
プラットフォームのダブルスタンダードを追及する20日の委員会でTwitter社のニック・ピクレス(Nick Pickles)氏は厳しい質問を浴びせられた。
英国保守党国会議員/ラス・エドワーズ(Ruth Edwards）
暴力を扇動したとしてトランプ前大統領のアカウントを停止しておきながら、その一方でTwitter社は世界中の中共大使館に引き続きプラットフォームを提供し、彼らが自国民に対して行っているジェノサイドの暴力を弁明し、正当化することを許容しています。
ピクレス氏は中共国営メディアや中共政府のアカウントに言及し、中国における検閲への抗議としてアカウントを削除しても公の対話を促進することにはならないと述べています。
Twitter社・公共政策戦略と開発のグローバル責任者/ニック・ピクレス(Nick Pickles)
Twitter上で公に対話が行われているという事実があります。中共政府のアカウントを維持することで地球規模での壮大な公の対話が可能になると思います。
エドワーズ氏が言及した在英中共大使館のリツイートでは「強制労働という話は中共関連当局や中国企業を制限・抑圧し、中国の発展を阻止することを目的とした今世紀最大の嘘である」という主張が行われています。
ピクレス氏はこのツイートはTwitter社のルールに違反しないと述べています。
報告によれば数日前Twitter社は在米中共大使館のアカウントに警告を発した。その警告は新疆のウイグル人に向けて中共が以前に発した弁明、即ちウイグルの女性はもはや赤ちゃん製造機ではないという主張に関わるものです。中共政府は産児制限にまつわる誤解があったと述べています。
