米下院共和党トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)氏は最近、トランプ氏と会談しました。ペロシ氏は経済救済策を段階的に通過させると表明しました。最近の米国に関するニュースをご覧ください。
1.米下院少数党院内総務マッカーシー氏 トランプ氏と会談
トランプ氏は大統領を退任した後でも、依然として共和党内で大きな影響力を持っています。1月28日、米下院少数党院内総務ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)議員はフロリダ州を訪れ、トランプ氏と会談しました。1月6日に起きた米議会乱入事件後、マッカーシー氏は同事件に関してトランプ大統領に責任があると非難しましたが、後に訂正を加えました。26日、米上院で45人の共和党議員がすでに退任したトランプ氏に対し、弾劾裁判を行うことは違憲であるとし、決議案に反対票を投じました。
2.ペロシ米下院議長:1.9兆ドル規模の経済救済策を段階的に通過へ 共和党支持の有無に関わらず
バイデン政権が提案している中共ウイルス蔓延下における1.9兆ドル規模の経済救済案は、共和党と一部の民主党員に反対されています。米下院議長のナンシー・ペロシ氏は1月28日、必要に応じて、来週から共和党の支持を得ずとも単純多数決により上院で段階的に通過するよう推し進めるとされています。民主党内の急進左派議員は、1400ドルの一回限りの小切手ではなく、経済支援を必要としている家族に対し定期的に給付するよう、バイデン政権に対して要求しました。
3.米アップル社の四半期売上高が初の1000億ドルを突破
米アップル社が27日、2021年度第1四半期の決算を発表しました。iPhone12シリーズの売り上げが好調で、四半期決算において過去最高となる1114億ドルに達し、アップル社の総売上高が初めて1000億ドルを突破したことが分かりました。中共ウイルスの感染が拡大して以降、iPhoneのほか、ノートパソコンやタブレットPCなどの需要が大きくなったことが、今回アップル社の売上高が急激に増加した要因とされています。