米国では極左暴力集団アンティファ(Antifa)の破壊活動が日に日にエスカレートしています。ジャーナリストのアンディ・ゴー(Andy Ngo)さんは、アンティファからの殺害予告を受けたため、やむなく米国を逃れて英ロンドンに渡りました。
米国のジャーナリストで作家のアンディ・ゴー(Andy Ngo)さんは1月23日に英国のスカイ・ニュースの番組に出演しました。インタビューの中でゴーさんは、数か月前からアンティファからの暴力的な脅迫がエスカレートし、殺害の予告まで受けており、やむなく米国から逃れたと述べました。
ゴーさんの両親は1978年に、自由を求めてベトナムから米国に逃れました。現在、ゴーさん自身も政治難民として英ロンドンに逃れています。
2月に出版を控えているゴーさんの著書「暴露:民主主義を破壊するアンティファの過激な計画(Unmasked: Inside Antifa’s Radical Plan to Destroy Democracy)」では、アンティファの暴力的な歴史と民主主義への破壊計画を記録しています。
ゴーさんの著書は2月にオンラインで発売される予定です。
1月16日、BLMとアンティファの活動家たちはポートランドにある独立系書店パウエルズ・シティ・オブ・ ブックス(Powell’s City of Books)の外で抗議活動を展開し、武器を所持した一部のメンバーが書店に入ろうとする人と衝突を起こしました。
ゴーさんは2019年6月、ポートランド市で取材中にアンティファのメンバーに襲われ、頭部を負傷して病院に搬送されました。
ゴーさんの知名度が上がると同時に、アンティファからの脅迫もエスカレートしました。ゴーさんが地元の法執行部門に容疑者の名前を提供したものの、当局は何の行動もとっていないといいます。